ギフトとして価値のある和牛とは
こんにちは。
和牛ギフト Beeft です!
本日は、一口に「和牛」と言っても、
色んな種類がありますので、
本当に美味しい「和牛」とはどういったものか?
という点をご紹介します^_^
そもそも、牛には、
牛乳などの乳製品を作るのが得意な
「乳用牛(ホルスタイン)」と、
食べるために育てられる「肉牛」がいます。
その肉牛のなかでも、
①日本固有の和牛
②交雑種
さらに黒毛和種と乳用牛(ホルスタイン種)とを
掛け合わせた品種
③外国産種
よくスーパーで見かける
アンガス牛などが有名なもの
などなど、多くの品種があります。
それぞれで肉質は全く異なり、一般的に
旨味の乗った脂の多いものから順に
和牛〉乳用種〉外国産種
となります。
(一部、例外ありますが、、、)
ちなみに、たまに、外国のスーパーなどで
「wagyu」と称されているものがあります。
中には、
日本から輸出されているものもありますが、
例え、親牛が和牛であったとしても、
外国で生まれ、外国で育った牛は
「外国産和牛」と言われ、
日本国内では「和牛」として
販売することはできません。
(和牛の遺伝子が違法に流出してしまい、
海外の一部で「〇〇産の和牛」と称して
育てられていますが、
かなりグレーなところです。)
和牛はあくまで日本固有の品種ですので、
海外から輸入された場合 、
例え、現地で「豪州産和牛」
と表示されていたとしても
日本国内では「外国産牛」と
原産国が表示されます。
それくらい、日本のプライドとして
大事にされている和牛ブランドですが、
実は和牛の中にも味が異なる
4種類があるのをご存知でしょうか?
それぞれ見ていきましょう^_^
① 黒毛和種
いわゆる和牛の代表品種であり、
全国で飼われている和牛の
約98%を占めます。
特色として
毛色は黒毛の単色で
角や蹄なども黒いです。
外食レストランなどでおなじみの
銘柄牛のほとんどがこの品種で、
脂肪の入り方、肉の色沢、
肉の締まりなど肉質形質に優れた
遺伝的特性をもっています。
②褐毛和種
黒毛和種に続いて多く飼育されており、
主産地は熊本や高知で
一般には赤牛(あかうし)とも
呼ばれています。
粗飼料(牧草)利用性が高い品種で
黒毛和種よりは脂肪交雑の入り方は
少ないものの、
健康な赤身肉として評判が高いです。
③日本短角種
岩手や青森、秋田などを
主産地として飼育されています。
肉質は黒毛和種に及びませんが、
手間がかからず成長が早いのが特徴で、
放牧に適しています。
北日本の気候·風土に適合しているため、
生産地では好まれています。
④無角和種
山口県在来の和牛を改良した品種。
主産地は山口の少数品種で、
肉質は黒毛和種には及びません。
以上を見て頂いた通り、
肉質は圧倒的に黒毛和牛が優れています!
ただ、それぞれの生産地での
育てやすさなどがあるので、
一部地域では、黒毛和牛以外も
育てられているというお話でした!
つまり、何が言いたいかと言うと、、、
珍しい品種=美味しいというわけではない
ということ。
もちろん、好みがあるので、
肉質が硬めのお肉が悪い
というわけではありません。
ただ、黒毛和牛以外の品質に関しては、
肉質が劣る(お肉が硬い)為、
価格が安いという裏側があります。
そういった点も踏まえ、
ギフトとして価値のある牛は
どれか考えた時に、
私たちは「黒毛和牛」を推したいなぁ
と思うのでした、、、