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牛の食べれないところってどうなるの?〜畜産副産物について〜

こんにちは!
お肉ギフトのBeeftです^_^



よく、牛のお肉以外の部分は
捨てちゃうんですか?
という質問を頂きますので、
今回は、畜産副産物と呼ばれる
それらについてご紹介していきます!



(参照:日本畜産副産物協会)



家畜から生産されるものは、
食肉の他に
内臓、原皮、骨、脂肪、 血液
等があります。
これら食肉以外のものを
総じて畜産副産物といいます。



内臓は食用内臓と
非食用内臓とに分けられ、
原皮は皮革製品の原料として
多くは輸出されています。



骨、脂肪、非食用内臓等
については加工され、
食用油脂、工業用油脂、
飼料、肥料、ペットフード等
として流通しています。



なお、レバー(肝臓)、
ハツ (心臓)、マメ (腎臓)
など、生体から枝肉をとったものを副産物、
副産物からさらに、
原皮を取り除いたものが副生物で、
モツ、ホルモンといった
業界用語で呼ばれています。



国産タン
国産のタン



アメリカやオーストラリアなどでは、


“バラエティーミート”


または


“ファンシィーミート”


などと呼ばれ、
ビタミン、ミネラル、タウリンなど
栄養成分に富み、
経済的でしかも美味しいと
一部の層から人気を集めています。
(正直好き嫌いはかなり分かれます。)



国によっては、
食肉より貴重なものとされ、
価格も高い部位もあります。



ちなみに、生体のうち、
部分肉になるのが、
42%(290kg)で、
残りの58%は全て
畜産副産物となります。



そのうち(重量ベースで)
骨→80kg
脂→50kg
血液→56kg
内臓→70kg
原皮→56kg
その他→98kg
という構成になっています。



それで、具体的に
それらの副産物はどうなるの?
っていう話に戻りますが、
具体的に言うと、、、



骨はスープの出汁やエキス、
飼料や肥料として。



脂肪は、石鹸や牛脂として。



血液は、結着材など。



皮は、衣料品や墨汁などの
原材料として。



このように、本当に捨てるところが
1つもありません^_^



あくまで、私たちは、
その中でも食べれる部分を
扱っているだけで、
世の中には、
牛からできているものが
たくさんあるので、改めて
牛に感謝しないといけないなと
思うのです^_^



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